Society5.0へ向かう社会を生きる子どもたちに
どんな教育が必要なのでしょうか
高速通信網が広がり、モバイル端末があらゆる人の手にあり、人工知能やロボットが実用化されつつある社会、「Society5.0へ向かう社会を生きる子どもたちにどんな教育が必要なのでしょうか」この問いに対して欧米諸国を中心としてSTEAM教育が注目されるようになりました。
これまで学校教育においては、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)が別々の教科や学問として取り扱われていました。しかしながら、この世界は、教科や学問のように領域に分かれているわけではなく、それぞれが有機的に結びついて形成されています。高等教育における学問や研究は、既に領域を超えて有機的に結びついてきています。21世紀はよりその進化が加速するでしょう。
全ての段階における学びにおいても科学、技術、工学、芸術、数学が有機的に結びつくことが大切ではないかと考えます。